【深刻なドライバー不足】採用率アップのために行っている試みとは?

デリヘルドライバー

こんにちはコンサルタントの桜井です。
弊社クライアントをはじめ、多くの経営者が頭を抱えている問題、それがドライバー不足です。キャスト、店舗スタッフなど、人材確保は最重要課題ですが、ドライバー不足は特に深刻です。

ドライバー採用の高いハードル

なぜドライバー不足を取り上げるかというと、他の職種の求人と違い、ドライバー採用には特殊な事情があるからです。

まず大前提として、自身で車を所有していることを条件としている店舗が多い点が挙げられます。そうでない場合でも車を所有していることは、それだけで有利に働きます。つまり求職者の人柄や条件面で差がない場合は、当然車を所有している方を採用します。

また車を所有していても、運転が乱暴だったり、女性キャストに対して下心のあると、極端な話女性キャストが辞めてしまうリスクがあります。お店としては一番避けたいことなので、ドライバー不足とはいえ、泣く泣く採用を見送ることになります。

そもそも都内で車を所有している人が少ないという現状もあります。

ドライバーの仕事とは?

ナイトワークにおけるドライバーとは、キャバクラなら店舗終了後にキャストの自宅まで送迎、デリヘルならホテルまでキャストを派遣する、といったものが主な業務内容になります。

ドライバーの待遇は 時給1000円~1300円が相場です。時給1300円以上の場合、時給の中にガソリン代が含まれているケースもあります。高い時給表記につられて話を聞いたら、結局ガソリン代込みだったり、ガソリン代全額支給と表記されていても、1リッター10キロくらいで計算されて、領収書の額面をそのまま清算してもらえないという話も耳にします。

自身の車を使えれば、採用される確率は上がります。しかし、それが収入に繋がるとは限りません。

ドライバー不足を解消するために

現在、ナイトワーク業界はドライバーの取り合いのような状況になっています。

ドライバー志望の求職者は一社だけでなく数社の求人広告を見て検討していますので、低い給料だったり、条件が悪いと見向きもされません。

弊社クライアントはQUOカードプレゼント、入社祝金、またアフィリエイトを使った求人など、新しい試みを取り入れて、採用率アップに繋げています。

また、並行して現在働いているドライバーの定着率も向上していかなければなりません。お金をかけて採用したドライバーが2、3ヶ月で辞めてしまっては元も子もないですから。

弊社は以前、定着率アップのためにドライバーさんにアンケート調査を行ったことがございます。結果、付随業務を極端にいやがる傾向が見えてきました。

デリヘルドライバーの付随業務というのは、一般的に現金回収やタオルなどの備品管理を指します。これら付随業務のあるなしはお店によってマチマチですが、いずれにしても、運転以外の仕事はあまりやりたがらないのが本音のようです。

時給が少々高くても付随業務があるなら、時給の安い運転業務だけの店舗を選ぶ、というドライバーの声もありました。

給料面や条件面だけでなく、働きやすい環境を整備することが定着率アップに欠かせません。

今後、求職者の会社を見る目が厳しくなってくる中で、できるだけドライバーの立場に寄り添った考え方をしていくことが肝要です。

ドライバーだけでなく、求職者それぞれの事情、立場を考慮して、より働きやすい職場環境を追究し、提供していくことが、人手不足改善に繋がるのではないでしょうか。

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