【2025年問題と風俗業界の近未来】新たなビジネスチャンスが眠っている!?

こんにちは、コンサルタントの長谷川です。
さて、今回は「2025年問題と風俗業界の近未来」というテーマです。

2025年問題とは?

そもそも、2025年問題とは、日本で最も人口の多い世代である1947年~1949年生まれ、いわゆる団塊の世代の年齢が、75歳以上の後期高齢者になることによって引き起こされるさまざまな問題のことです。

ちなみに日本の総人口は2017年10月1日現在「1億2,671万人」で、その内、高齢者である65歳以上は3,515万人。総人口に占める割合は27.7%に上ります。

2025年問題で取り上げられている75歳以上の後期高齢者は総人口の13.8%を占め、2025年には18.1%(65歳以上の割合は30.3%)になると予想されます。つまり、2025年には、65歳以上のお年寄りは、総人口の約3分の1を占めることになり、その半分以上は75歳以上の完全なおじいちゃん・おばあちゃんになっているということです。

2025年問題では、超高齢化社会における医療・介護・年金などの問題がメインで取り上げられていますが、そんな2025年を迎えた時、この風俗業界はいったいどのような状態になっているのか?

今回はそんな風俗業界の近未来を想像してみることにしました。(ちなみに、2025年問題と風俗業界が直接的に絡む内容ではございませんので、悪しからず)

風俗店の受付スタッフの無人化が進む!?

最近、イオン系列のスーパーやファミマ等のコンビニでも無人化レジの導入が進んでいますよね。近所にあるスーパーでは、完全無人化レジではなく、商品バーコードの読み取りまでは今まで通り「有人」で、会計のみ「無人化」という店舗もあります。

ちなみに、Amazonも2018年1月にレジがないAIコンビニとして「Amazon GO」1号店を米国シアトルにオープンしています。なお、ラーメン屋や松屋などの飲食店では、入口で食券を購入する仕組みでレジは無人化、スタッフは調理・提供に専念するというスタイルがだいぶ前から当たり前の状況となっています。

そして、この「無人化」の流れは、一般の小売業や飲食店だけではなく、風俗店における受付対応においても徐々に主流となってくる可能性が高そうです。すでにタッチパネルなどが設置されていて、ホテヘル形式の店舗では、受付の無人化を実現しているケースもあります。

デリヘルでは、サイトやメールで予約ができる店舗も多いですが、完全に自動化されているわけではなく、最終的な受注業務を行っているのは、裏方のスタッフだったりします。また、サイトやメールで予約はできるものの、やはり、昔ながらに直接店舗に電話をして、スタッフとあれこれ遊ぶ女性を相談したいというニーズは根強いようです。

ちなみに風俗系ポータルサイトのヘブンネットでは「AI直感パネル」というコンテンツを2018年7月31日にリリースしたようです。機能としては、閲覧履歴情報などを解析し、普段よく見るお気に入りの女性に近い写真を自動で表示させるコンテンツということです。

このようなAI(AIもどき?)を導入することで、風俗店舗のスタッフと直接会話することなく、自分の好みにより近い女性を探すことができるサービスは、ますます発展していくと予想されます。

こうした流れを見てみると、2025年には、宅配ピザのアプリのように、デリヘル店舗の専用アプリから、AIの力を借りて自分好みの最適な女性を選択・予約することができ、さらに女性がホテル(or自宅)に到着するまでの状況を、GPSで確認できるような日が来るのではないかと思います。(宅配ピザに例えているのは、あくまでもアプリの機能面だけのお話です)

セックスロボットを規制する法改正が行われる!?

セックスロボット(セックスボット)は、人間向けのロボットのセックスパートナーのこと。アメリカではすでに商品化されているとの情報もあります。

ロボットというとあのペッパー君のような「硬い」イメージがありますが、セックスロボットの場合は、シリコン樹脂の皮膚で覆われているので、その辺は安心ですね。また、AIも搭載され、人間との会話もできる仕様のようです。

オリエント工業のリアルラブドールのような人間そのものの外観で、セックスの相手をするようにプログラミングされた動作、さらにAIも搭載されるようになると、既存の風俗店舗にとっては脅威となる可能性が高そうです。

このようにセックスロボットが、より人間に近い存在となってくると、セックスロボット専門のデリバリー&店舗も現れるでしょうから、もしかすると法改正も必要となってくるのかもしれません。特にここ数年で梅毒の再流行など、性病に関して風俗業界にとってはネガティブなニュースがよく話題となっているので、性病リスクを嫌厭する男性の顧客層から一定の支持を受けることになるかもしれません。

ZOZOスーツではなく、性感VRスーツが流行!?

ファッション業界で話題となったZOZOスーツ。ZOZOスーツを着てアプリを起動することで、自分の体型に合ったジャストサイズな洋服を注文できるという画期的な商品です。私も試しに注文してみましが、まだ一度もZOZOスーツを着て測定したことはありません・・・

ちなみに、性感VRスーツというのは、単に見た目がZOZOスーツっぽいイメージということでしかないので、ZOZOタウンとは一切関係はございません。

さて、この性感VRスーツというのは、2016年にブレイクした「VR」(バーチャルリアリティ)の機能を併せ持ったスーツのアダルト版というイメージです。

VRというと、VRゴーグルをつけて・・・という視覚と聴覚に主に訴えるようなイメージが強いかと思いますが、この性感VRスーツは、まさに全身で感じることのできる商品です。VRゴーグルをつけ、もちろん視覚と聴覚を刺激しながら、全身を覆うスーツは絶妙な空気圧(?)と温度で調整して、まるで実際に女性から性感サービスを受けているような皮膚感覚を表現することが可能です。

これが可能であれば、もはや「VR」だけで性欲が満たされてしまう世界がやってくるのではないかと思います。2025年には難しいかもしれませんが、VR機能のついたヘッドギアを装着して、直接脳に快楽を誘発させる電波を送り込むなど、直接脳に働きかけるような風俗サービスも現れるのかもしれません。

最後に

2025年問題は、超高齢化社会の到来によりネガティブな話題が目立ちますが、今回の記事のような感じで風俗業界の近未来をイメージ(妄想)してみると、風俗業界にも、まだまださまざまなビジネスチャンスが眠っているなと思う今日この頃です。

風俗ビジネスは、なかなか一般企業からすると取っ付きにくい業界ではありますが、IT・AI・VRなどを組み合わせることによって、人類の歴史を変えるような新たなサービスを生み出す可能性を秘めています。この記事をご覧になった異業種の皆様からのコラボレーション企画を、心よりお待ちしております。

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