皆様、ごきげんよう、こんにちは、こんばんは。コンサルタントの徳永です。
来年の話をすると鬼が嗤うとは言いますが(しかもまだ今年に入って2か月しか経っていない)、今回は最近の風俗業界の動向を踏まえつつ、少し未来を予測(?)をしていこうかな、と思います。
今後の業界の動向
アメリカの大統領でさえ、SNSを使う時代。公人・私人、フリーランス・サラリーマン・・・属性や性別に関わらず、スマホさえあれば誰でも、自ら情報の発信者になれる時代です。
また、それを支えるネットワーク技術は日進月歩どころか、秒進分歩で進化し続けています。
そんな時代の流れを踏まえて、今後の業界の動向がどうなっていくのか?を、希望的・楽観的憶測を交えてお話ししていきたいと思います。
脱・写メ日記?
風俗店で働く女性の写メ日記は、立派な宣伝・集客ツールとしてすっかり定着していますが、写メ日記にプラスして、SNSで営業用のアカウントを運用・・・といったスタイルの女性も増えています。実際に多くのフォロワーを獲得している女性もいるようです。
在籍するすべての女性におすすめできる方法ではありませんが、今後も写メ日記以外の宣伝・集客ツールとして、SNS等の活用・併用はさらに活発になっていくと思います。
写メ日記で気になる女性を見つける→SNSを見る、あるいはSNSで気になる女性を見つける→写メ日記を見る、といったように女性(と店舗)を知ってもらう入り口が増えるイメージですね。
当然、それに伴って女性の負担は増加するので、店舗スタッフによる在籍女性のマネジメント、ブランディング、リスク管理等、総合的なサポートがこれまで以上に、あるいはこれまでとは異なる観点からも必要になってくるでしょう。
サービス形態の変化
さらに5Gがスタートし、大容量通信が可能になると、今後はテキストのみならず、動画の発信・配信が当たり前になっていきます。
現状でも女性の宣材、パネル写真といった画像にプラスして、短い動画をアップしているケースはありますが、今後はその傾向が加速度的に増していくでしょう。
宣材は動画が当たり前・・・といった時代になってくるかもしれません(女の子一覧を開いたら、ずらっと可愛い女性たちが並んだ動くアルバム・・・みたいになったら、なんだかドキドキしてしまいませんか?)。
また、ひと頃はVRを売りにした風俗店が続々とオープンしたこともありました。しかし、いかんせん発想に技術が追い付かず、縮小傾向に。現在も試験的(?)にVR技術を応用した店舗は残っています。とはいえ厳密にいえば疑似VRですが。
しかし今後、VR技術の進化や普及が進むと、より専門性の高いVR風俗が登場することも十分予想できます。(VR環境があれば、デジタルデータのキャストをデリバリーではなくダウンロードする時代に?)
筆者も実際に何度かVRの体験をしたことがあります。頭ではそこには何もないとわかっていても、没入感や臨場感はかなりのものでした。体験したのがわりとホラー風味のコンテンツだったのもあり、かなり心臓に悪かったのを思い出します(笑)
人間は脳でセックスをする生き物です。特に男性はまず視覚情報から入っていく傾向が強いことを考えると、VRが風俗業界を席捲する未来も、あながち絵空事ではない・・・かもしれません(だいぶSFめいた話ではありますが)。
総括のようなもの
望む望まないにかかわらず、ネットワーク技術の発展・進化により、人と人の繋がり方が変化し、欲望が細分化・先鋭化していく現代において、我々が身を置く、あるいは置こうとしている風俗業界を含めた、あらゆる業種で変革を余儀なくされていきます。
しかし恐れることはありません。変わるということは。新たな業務形態が生まれたり、これまでの風俗業界では重要視されていなかった知識、経験を活かすチャンスでもあります。
そして、どんなにテクノロジーが発展しても、新たなサービスを創造し、支えていくのが人間であるのは変わりません。
変化を恐れず、挑戦する気持ちは忘れず、チャンスは逃さない、こうした心構えは、どこまで時代が進もうとも、結局変わらないように思います。
ほんのちょっと先の未来が、鬼も笑うような光景になることを願いつつ、今回はここまで。お読みいただき、ありがとうございました。