【風俗業界への女性進出】内勤スタッフとして働くGさん(20代後半)の場合

こんにちは、コンサルタントの長谷川です。
さて、今回は風俗店の内勤スタッフとして働く20代後半の女性Gさんについて、ご紹介したいと思います。

某大手グループ風俗店の店長さんとの話

つい先日、クライアント先の一つである某大手グループ風俗店の店長さんと打ち合わせをした際にお伺いしたお話です。

ちょうど3ヶ月前、そちらの風俗店に20代後半の女性(Gさん)から応募がありました。店舗で働くキャスト(風俗嬢)としてではなく、店舗の内勤スタッフとして働きたいとのことでした。

昔から風俗店の内勤スタッフというのは「男性」というのが一般的でした。というのも、内勤スタッフの業務としては、主に事務所の清掃、備品の補充にはじまり、お客様からの電話対応や、女性の面接、そして在籍女性のシフト管理や悩み相談などのフォロー、WEBサイトの更新作業など、多岐に渡ります。それぞれの風俗店の労働環境にも寄りますが、新人のスタッフが入社してもあまりの業務量に驚き、すぐに辞めてしまうことも日常茶飯事というタフな職場です。

そちらの風俗店では、内勤スタッフ、送迎ドライバーさんも含めて、店舗スタッフは全員が男性だったこともあり、店長さんは女性の内勤スタッフを採るという発想すら頭になかったとのことでした。しかし、Gさんとお話をしていくうちに、女性の内勤スタッフが店舗にいることもアリだと徐々に思えるようになってきて、最終的にはGさんを「採用」したようです。

その後、女性内勤スタッフとして初めて採用となったGさんは、他の男性スタッフと同じように業務をされているようですが、店長さんとしては、Gさんには在籍女性のシフト管理や悩み相談などのフォローを担当してもらい、ゆくゆくは女性面接もやってもらいたいと考えているようです。

風俗嬢として働いていた経験のあるGさんは、キャストの気持ちがわかるという点において、男性スタッフとはまた別の視点で、在籍女性とのコミュニケーションを図ってもらえるのでは、と期待されています。

Gさんはなぜ風俗店スタッフとしての道を選んだのか?

さて、今回ご紹介したGさんは、そもそもいったいなぜ風俗店の内勤スタッフとしての道を選んだのでしょうか。Gさんが店長さんにお話しした内容をお伺いすると、下記の3つのポイントがあるようです。

自分の過去を理解してもらえるから

数年間にわたり、専業で風俗店のキャストとして働いていたGさん。風俗業界から卒業した後、一般企業へも面接に行ったそうです。しかし履歴書・職務経歴書にはどうしても書けない空白の期間がありました。毎回面接のたびに経歴を隠さなければいけない、というのが苦痛だったとのことです。一般企業で事務として働いていても、心のどこかで引け目を感じ、社内の人たちともうまく馴染めず、どこか後ろめたい感情もあったようです。

しかしながら、風俗店の内勤スタッフで働くようになってからは、今までは隠していた過去の経歴を堂々とオープンにして働け、さらにはその経験を在籍女性へのアドバイスという形で活かせるというところに、とても魅力を感じているようです。

仕事のやりがいを感じる

上記のポイントにもありましたが、自分自身が経験したことを活かして、男性スタッフとは異なるポジションから女性をサポートできることがやりがいと、彼女自身も喜びを感じているとのことです。もちろん、同性だからといって在籍女性と緊張感が全くない、馴れ合いの関係になってしまってはいけませんが、初対面からまずはしっかりとした信頼関係を築くにあたって、同性で、しかも業界の経験があるということは、非常に大きなアドバンテージとなります。

自分が働いていた時に味わったかもしれない数々のマイナスの経験も、在籍女性への対応やアドバイスに活かせれば、プラスへと変えることができます。Gさんも、在籍女性から慕われるようになってくれば、ますます仕事へのやりがいを感じることができるでしょう。

初任給が高く、福利厚生もしっかりとしている

高卒で職歴も特別な資格もない20代後半のGさんにとって、正社員で就職するということは非常に困難を極めるようです。月給も20万円に満たなければ、都内での一人暮らしも現実的には厳しいでしょう。

しかし、Gさんのように、風俗店の女性内勤スタッフとして就職することができれば、月給も30万円スタートで、しかも店舗の売上に応じてインセンティブのチャンスもあり、完全週休二日制、社会保険も完備という待遇を手に入れることが可能です。

もちろん、他の男性スタッフと同様、昇給・昇格のチャンスもありますから、下手な一般の中小企業に転職するよりも、はるかに条件が良く、収入面・福利厚生面でも満足しているとのことです。

キャスト(風俗嬢)からのセカンドキャリアとしての道

今回は、某大手グループの風俗店にて内勤スタッフとして働く、20代後半の女性Gさんについてご紹介しました。

Gさんが風俗業界でスタッフとして働く道を選んだ理由には、自分の過去への理解、仕事のやりがい、そして収入・福利厚生という3つの側面があります。女性が風俗店の内勤スタッフとして働く魅力はたくさんあることがわかります。特に風俗店のキャスト(風俗嬢)経験者であれば、そのセカンドキャリアとして大いに可能性が拓けると感じております。

ちなみに、風俗業界は、常に慢性的な人手不足状態ではありますが、どの風俗店やどの風俗グループ企業で働くかによって、その労働環境や待遇は大きく変わってきます。また一緒に働くことになる同僚スタッフの人材の質など、企業によって雲泥の差があるので細心の注意が必要です。

もしこの記事を読んで私も挑戦したいという女性の方がいらっしゃれば、ぜひお気軽にご相談下さい。風俗業界への転職を真剣に考えていらっしゃるのであれば、風俗専門のコンサルティング会社の立場から、無償でご相談に乗らせて頂きます。(もちろん、男性の方もお気軽にご相談下さい!)

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