天邪鬼な性格のコンサルタント中井です。
猛暑を通り過ぎて酷暑の日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょう？
僕、夏は暑いものとして割り切っているので、「暑くて嫌だな」とは思いません。それどころか、「暑すぎるなんて夏にもってこいの演出じゃん！」って、気分が上がってしまう単純さ。（お天道様はどうにもならないため、どう考えてもなるようにしかならないので）

人生80年、楽しめる夏はあと何回やってくるのか

仮に人生が80年だったとしましょう。このサイトをご覧いただいている多くの方は40歳前後、すでに人生の半分が過ぎているわけです。その人生で80回あるうちの夏が、もうすでに40回過ぎ去ってしまったのです。

残り40回ですが、60を過ぎると体力や気力も衰えて、海に行きたい気持ちもきっと失せてくるはず。そうなると残り20回しか夏はやってこないんです。いいですか、20回ですよ。多く見積もって20回。

「いやー、50歳すぎたら海行かないでしょ」

このような方は、残り10回。たった10回。いずれにせよ、おっさんの残された人生でやってくる夏の回数はあまりにも少ないので、「暑くたっていいじゃん」と思うわけです。

“当たり前”にやるべきその”程度”のこと

さて、そんな暑い夏であってももちろん雨は降ります。時には雨どころか台風を伴った暴風雨なんて日もあります。みなさんは雨が降ったらどうしますか？

夕立などの急な雨であれば、あきらめて濡れるしかないですが、家を出る前から降っていれば当然ながら傘をさして出かけますよね。それが台風だったら？（仕事など用がなければ）僕は家から出ません！雨降ったら傘さす。これ”当たり前”です。その”程度”です。

話は変わって、顔をあげて上だけ見て歩いたらどうなります？空しか見えないんだから、人にぶつかるは、つまづくは、車に轢かれるはで上手に歩けません。いつの間にか崖が目の前にあったら落ちてアウトです。これもまた”当たり前”です。その”程度”でしかないんです。

1. 1. 「雨降ったら傘させばいいじゃん」
   2. 「上ばっか見て歩いたらつまづくよね」

実はこれ、内容こそ変わりますが仕事にも当てはまるんです。

1. 「雨降ったら傘させばいいじゃん」
   [雨]＝問題となること（比較的小さな問題）
   [傘]＝問題に対処するシンプルな方法
   要するに「なにか問題が起こったら対処すりゃいいじゃん」ってこと。
2. 「上ばっか見て歩いたらつまづくよね」
   [上]＝自分より立場が上の人
   つまり「上司ばかり気にして、部下や後輩を見なけりゃうまくいかないよね」ってこと。（こういう人、上にしか目がついていないということで、ヒラメと呼ばれるそうです）

なぜ、いまこの話か。このような”当たり前”のこと、その”程度”のことが、私どもが風俗店クライアントをコンサルティングをすると、必ずといっていいほど改善しなくてはいけない課題として出てきます。（本来であれば”改善”、”課題”なんてたいそうな代物でもないんですが･･･）

これ、すべての成長要因を阻害し、時としてクライアントに深く根ざした諸悪の根源になり得ます。発生した問題、それも大した問題ではないので、シンプルな対処で解決できるはずが対処しようとしない。

「雨降ったら傘させばいいじゃん」=「なにか問題が起こったら対処すりゃいいじゃん」
その”程度”の問題が、「雨が降っているのに傘をささない」＝「問題が起こってるのに対処しない」

“当たり前”にやるべきその”程度”のことなのに、できるのにやらない。これを一つ一つ片付けていくだけで業績はほぼ回復できます。（成長ではなく、業績の回復という言葉を使用したのは、通常コンサルティングとは業績悪化に際してテコ入れするものなので）

売上とは、マーケットでの支持率を数字に表したようなもの。一つ一つお客様に支持されるよう、正しい行いで大手を振って進み、時として雨が降ったら傘をさせばいいんです。

時には「裸の王様」であることを指摘する

一方で、上司ばかり気にして部下を見ない人が現場の指揮をとっていた場合、スタッフひとりひとりが協力して作り上げるはずのお店がてんでバラバラ。きっと正常に運営されていないはず。そんな上しか見れないヒラメみたいなやつには「裸の王様だよ」って教えてあげます。時間をかけてしっかりと対話を重ねれば、みなさん理解していただけます。

でもね、これ、コンサルティングの立場だからできることかもしれません。自分が平社員であった場合に、上司に向かって「ケ○の穴の小さいお前のすっぽんぽん、いい加減見飽きたわ」とは言えません(笑)

もし、自分の上司が「おっさんヒラメ（上にしか目がついていない人）」であった場合の対処方法をお教えいたします。

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「見限りましょう！」

これに尽きる！そんなア○を相手にするのは、あなたの大切な人生をムダに浪費していることにしかなりません。楽しめる夏はあと10回～20回しか来ません（仮にあなたが40歳前後の場合）。こういう不運に見舞われたら、今できることを一生懸命すすめましょう。

風俗業界のコンサルや風俗業界での就職を考えている方へ

一般的な職業と比べると風俗業界は華やかに見えますが、ご説明したように実は至極シンプルな論理で成り立っているものが多く、地道な努力の積み重ねです。”当然”でその”程度”の問題を改善・解決して、かつア○を是正しなくちゃならん(笑)

裏を返せば結果が出しやすいということ。夢を掴み取るまでの期間が短縮できるということ。働かずに遊んで暮らせる夏が増えるかもしれません。

いずれにせよ、ITや金融・不動産に比べて、儲けのカラクリは比較的容易に把握できるはず。今まで培ってきた能力を生かして、新たなフィールドで自分の力を試してみるのも、日常に飽き飽きして刺激を求めるおっさんにはちょうどいいかも(笑)