【2020年は「庚子(かのえね)」の年】蛹から蝶へと生まれ変わる時代

コンサルタントの長谷川です。
新年あけましておめでとうございます。本年もより一層のご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。

「庚子」の年

さて、2020年は「庚子(かのえね)」の年です。干支というと、日本人は「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の「十二支」を思い浮かべる方が多いですが、本来の「干支」とは、これに「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」を、それぞれ組み合わせた「60種類」のことを指すようです。

十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類からなり、十二支は子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類からなっており、これらを合わせて干支と呼ぶ。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ということで、2020年は「庚子」の年となります。前回の「庚子」は60年前で、1960年だったそうです。

少し調べてみたところ、令和の天皇陛下が生まれたのが1960年。そして1960年は世界的には「アフリカの年」と呼ばれているそうです。もしかすると2020年は「アフリカ」で何か大きなことが起きるかもしれませんね。

アフリカの年(アフリカのとし、英: Year of Africa)は、西暦1960年の有名な呼び方である。シャルル・ド・ゴール大統領の措置によって13カ国の独立が認められたフランスを主に、アフリカ大陸で17カ国が植民地からの独立を達成し、脱植民地化が進んだ。1960年のアフリカの急激な政治的変化は新たな時代の到来を予感させた。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なお、ご存知のように日本では「東京オリンピック」が開幕される年です。オリンピック開催期間中は否が応にも日本中が盛り上がります。さほどオリンピックに関心がなかった方にも、その大きな波は押し寄せてくるでしょう。

「庚子」の意味

では、そんな2020年の「庚子」とは、いったいどんな意味を持つのでしょうか?

  • 「庚」…植物の生長(成長)が止まり、新たな形に変化しようとする状態
  • 「子」…新しい生命が種子の中に芽生える状態

それぞれの漢字は、上記のような状態を意味しているので、これが組み合わさった「庚子」とは、「虫」で例えるならば、卵から孵化し、大きな「イモムシ」まで成長して、「蛹(サナギ)」となったまま動かない状態です。

はたから見るとそこで成長は止まったかのようにも思えます。しかし実は「蛹(サナギ)」の中では、新たな姿である華麗な「蝶」へと変化する準備が着々と行われている、そんな状態でしょうか?

新しい時代へ

以上のことを踏まえると、2020年「庚子」の時代とは、ゼロからスタート(例:卵からの孵化)するタイミングや、スタートしてから大きく前進する(例:イモムシが大きく成長する)過程ではありません。

あくまでも「元」からあったものが変化する、いったん止まっているかのように思われたが、実はそこからまったく異なる「何か」へと大きく変わっていく(例:サナギからの蝶)過程だと思います。端的にいえば、新しい時代を指していると私は考えています。

私も2020年は、「蛹(サナギ)」から「蝶」へと生まれ変わることを日々イメージしながら邁進していきたいと思います。

それでは、本年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

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