こんにちは コンサルタントの長谷川です。
今年はインフルエンザの流行が昨年と比べるとかなり多くなっているようです。
正直毎年言ってないかな?と思ってしまうのですが、今年は秋らしい季節も無く急に寒くなったり、そうかと思えば急に気温が上がったり。
寒暖差が激しく、風邪をひいている人も多く見受けられます。
私もしっかり風邪をひいて長引かせてしまいました。熱こそありませんでしたが、のどの痛みから始まり鼻水が出るようになり、最後は咳。咳が1番長く続いた気がします。
目次
インフルエンザのワクチンは打つべき?
近年耳にするのが「インフルエンザのワクチンを打っても意味がない」という話。
調べてみると確かにインフルエンザのワクチンを打ってもインフルエンザにかかったという話もでてきます。また、打ったワクチンが全てのインフルエンザに対応していないとも。
ワクチンの本当のところ
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによって引き起こされる気道感染症のことです。
インフルエンザウイルスは、A・B・C型の3タイプがあり、特にA型とB型が広範囲な流行を見せます。A型・B型ウイルスの表面には、赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)という糖タンパクがあることが判っており、特にA型ははHAが15種、NAが9種の亜型が見つかっているそうです。これらの様々な組み合わせを持つウイルスが、人をはじめ鳥や豚などに感染を引き越していきます。
ワクチンは、このHAやNAを標的抗原として製造するのですが、インフルエンザウイルスは同一の亜型のの中でもウイルス遺伝子の突然変異が頻繁に起こりやすい特徴を持っています。そのため、インフルエンザの表面抗原に対するワクチンを接種しても、その型とは違うインフルエンザに感染した場合には、症状を軽減することはできても、感染を抑えきることは難しいということとが起こってくると考えられています。
※WELQ ココロとカラダの教科書参照
ということらしいです。
それでワクチンを打ったのにインフルエンザにかかると言われているのですね。
ワクチンは打たなくてもいいのもなのでしょうか?
どうせワクチンを打っても感染してしまうなら打たなくてもいい気がしてしまいます。
しかし上記にあるように感染した場合でも症状は軽減できるようです。ただ、これについても「そんなことはなく高熱が出た」という話も出てきたりはするのですが…。
とはいえ、発症予防・重症化予防・感染症の蔓延化予防には効果があるとわかってきていることのようなのでワクチンはやはり打たないよりは打った方がいいとなるでしょう。
特に高齢者や小さなお子様には効果が出ているようなので重症化を防ぐためにも早い時期にワクチンを打って普段から手洗いうがいなども気を付けて予防していきたいですね。
ワクチン、打ったらすぐに効果が出るの?
私は以前「インフルエンザが流行してからでは遅い」と言われたことがあります。
そこで思ったのが「効果は目に見えるのものではないし、いったいいつがいいんだ?」
いつもはなんとなくニュースでインフルエンザが取り上げられるようになると「ワクチン行かなきゃ!」となるのですが、今年は流行るのも早いし…まだ打っていない私は大丈夫かしら。
効果はいつから出始める?いつまで持続するの?
ワクチンを打って約2週間後から効果が出るようです。
なので本格的にインフルエンザが流行してから打っては遅いとなります。
といって早すぎると本格的に流行った時に効果がなくなっていたら…という心配もでてきます。
では効果の持続はどれくらいかというと、約5か月といわれているようです。
私としては意外と長くてびっくりでした。3か月持てばいいのでは?と思っていたので秋口にワクチンを打ってしまえばインフルエンザのピークといわれる1~3月は余裕で過ごせます。
通勤で公共機関を利用しているかたは多いはず。
人ごみの中では感染しやすくなります。そろそろワクチンを打っておくのがいいのではないでしょうか。
私も職場の近くか自宅近くの病院に早めに行こうと思います。