
こんにちは コンサルタントの長谷川です。
電車やエレベーターなど人の出入りが多く、密集しやすい場所でなんとも言えない嫌な臭いに気づくことはありませんか?
先日、誰も乗っていないエレベーターに乗った瞬間「うぅ…」となる臭いがしていて乗るのをためらったことがありました。苦手な香水とかタバコとかそんなのではなく『加齢臭!!!』 。人はいないんですよ。嫌な臭いだけ残っていたんです。
「あぁ…臭いし気分悪いし気持ち悪い」一瞬にして人の体調を悪くさせる。まるで科学兵器のよう。誰でも臭いを発生させてしまう可能性はあるにしても、本人が加齢臭に気づいていないと臭いを抑える努力もしないので悪臭放ち放題、完全に≪スメハラ≫です。
加齢臭とは
加齢臭は1999年に資生堂の研究チームが「ノネナール」という物質を発見し『加齢臭』と命名したのも資生堂だそうです。実はそんなに加齢臭という言葉は古くなく、しかも日本で資生堂が発見していたとは驚きです。
この「ノネナール」は男性ばかりが発生させてしまう物質ではなく、40代前後の男女ともに発生するといいます。男性だけのものと思ったら大間違い。アラフォー以上の男女で発生させてしまうんです。
皮脂が多いかどうかで臭いの強さが変わってくるようで、必然的に女性より皮脂の多い男性が強く発生させてしまうみたいです。皮脂の分泌は食生活の乱れやストレスによっても程度が変わり、臭いの強さが変わってきます。
加齢臭原因と対策
まずは加齢臭を発生させてしまう身体の場所について。
頭皮や・耳の後ろ・脇・胸・背中・首などがあげられます。デオドラントスプレーやシートなどを使う場合はこのあたりを中心にケアを心がけるといいでしょう。
食生活が油っぽいのも好む方・お酒をよく飲む・タバコを吸う・運動不足・ストレスが常にある、こういった方は加齢臭を発生しやすい傾向にあります。こう見ただけでも健康的な生活を送れている様には見えませんよね。健康的な生活を送るように気をつければ加齢臭は軽減されるのではないでしょうか。そして程度な運動で普段から汗をかき、デトックスを促すことも必要です。
また、忙しいから、疲れているからとお風呂を簡単に済ませるのもよくありません。臭いの素はお湯だけではキレイに取りきれないということなので、臭いの強い方こそ石鹸でしっかりと1日の汚れを落としましょう。
女性も油断禁物
上記で述べたように、加齢臭は女性からも発生します。考えられる原因も男性とほとんど一緒。女性の場合はストレスなどからホルモンバランスが乱れること・閉経後は条件が男性と一緒になってしまうことでも加齢臭を発生させてしまう原因になってしまうようです。
ホルモンバランスの乱れなどは年齢に関係なく起こることがあります。なので、女性でも若いうちから嫌な臭いを発生してしまうかもしれないんです。加齢臭は男性だけのものと思っていたら、自分が臭い発してる!なんてことも考えられるのです。それって嫌ですよね。女性はいい香りがするイメージを持たれやすい分、悪臭がすると幻滅度が高まってしまう気さえします。
肌の潤いがなくなっては困りますが、しっかりと臭いの素は洗い落とし、嫌な臭いがしなくなったところで保湿もしっかりして肌の潤いを保ちましょう。
公共の場で「となりの人、なんか臭い!!!」なんて思われてしまうのは嫌ですよね。しかし、本人は自分の臭いだけに、気付かないままになってしまうこともあるそうです。だからといってなかなか臭いの注意は難しいもの。せめて家族や身内が気づいて教えて欲しいですね。