【風俗業界にも働き方改革を!!】肉体的ハードワークからの脱却!!

こんにちは。天邪鬼な性格のコンサルタント中井です。

「働き方改革」の難しさ

さて、私が日本最強の企業として尊敬する「日本電産(Nidec)」が数年前から取り組んでいる「働き改革」について、雑誌で特集が組まれていました。表紙はもちろん、光り輝く緑色のネクタイが決めての永守重信氏(代表取締役会長兼社長CEO)!

小さな町工場から始めたモーター事業を軸に成長、買収した企業再生率はほぼ100%!買収先のヒューマンリソースはそのままで、送り込むのは本社からの役員1名のみ。それも1年程度の短期間で成果をあげるという驚異的なスピード。今や売上げ2兆円に迫る勢いの企業を率いてきた平成の大経営者。

数年前は自らをブラックと呼び、給料は高くないけど長時間勤務を掲げていたほどハードワークが特徴的な企業でした(なにせ、ご本人が数十年間に渡り元旦しか休まれていないので・・・)。だからこそ今があるのでしょうが。そんな企業が昨今「働き方改革」に取り組むことには大きな意味があります。

数年前に始めた「働き方改革」取り組みの成果は、今現在どうなっているのでしょうか?紙面のインタビューでは、永守重信氏が「現状はまだまだ道半ば」と、おっしゃっていました。裏を返せば、M&A成功率100%の日本最強といわれる経営者が、「働き方改革には手こずっている」ということです。

これは、「働き方改革」がいかに難しいことかが良くわかる事例です。一般的なぬるま湯企業であればその改革も比較的容易に進むでしょうが、日本電産と同じようなハードワーク企業であれば、なおさら難しくなるのは言うまでもないでしょう。

「知的ハードワーキング」への移行

さて、風俗業界も日本電産と同じようにハードワークによって成立している市場です。しかし、日本電産が掲げる働き方は効率や生産力を高める「知的ハードワーク」である一方、風俗業界は「肉体的ハードワーク」であり、この両者は完全なる別物です。

知恵を振り絞って成果を出す「知的ハードワーク」の生産力に限界はありませんが、「肉体的ハードワーク」は違います。人間は数百時間ぶっ通しで働くことはできませんので、当然、肉体の限界が生産力の限界となります。

現在、社会で巻き起こっている諸々の働き方改革では、「肉体的ハードワーク」の物質的軽減ばかりに注目が集まっています。これでは生産力が落ちるだけで、企業の成長は望めないばかりか、企業価値を失い市場からの撤退を余技なくされる場合も必ずでてきます。

市場における競争力を保ったまま、「肉体的ハードワーク」を減らすためには、日本電産のように「知的ハードワーキング」を取り入れる他ありません。

もちろん違法な「肉体的ハードワーク」はあってはならないもの。必要であれば是正しつつ、同時に「知的ハードワーキング」へと移行していくよう導くこともコンサルタントの使命のひとつです。

風俗業界にも「働き方改革」が必要です

開けた市場ではない風俗業界では、自社の決まりや慣習などが根強いため、労働力の価値を高めながら生産力もあげるというのは並大抵のことではありません。

凝り固まった常識とされてきたものを崩して、新たな価値を生みだす必要があるのです。その過程で、大なり小なり様々な衝突は避けられず、正しき方向に導いていく精神力が試されます。

コンサルタントの仕事といえば、「数学的論理思考による戦略的なマーケティング」ばかりに注目が集まりますが、当社の風俗コンサルティングにおいては、「肉体的ハードワーク」から「知的ハードワーク」への移行など、ヒューマンリソースの生産力向上、ならびにそれに伴う環境整備なども含まれます。このため、現場に赴いての環境調査や、代表者やスタッフのヒアリングなどもまた大事な業務のひとつとなっています。

日本最強の経営者でも手こずる「働き方改革」が、今の風俗業界にも必要です。

幅広い視野のゼロベースで多角的に物事を考え、飽和状態にあるマーケットシェアの熾烈な獲得競争を勝ち抜いて、平成の最強風俗コンサルタントに我こそはと名乗りをあげる方、そこまでではなくとも、当社の価値や理念に賛同していただける方のご応募を、心よりお待ちしております。

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