こんにちは コンサルタントの長谷川です。
当社では、大手風俗グループの男性社員・ドライバーの方々の面接代行の業務も引き受けています。そのため多い日では、1日に10名ほどの方々の面接を行うこともあります。そこで、今回の記事では、風俗業界への転職を希望される方々との日々の面接を通じて感じることをご紹介致します。
目次
風俗業界で働く男性社員とは・・・
風俗業界で働く男性スタッフやドライバーの方々の人物像と言えば「学歴もなく、他の仕事もろくに続かず、お金を稼ぐためにどうしようもなくこの業界で働いている方が多いのでは・・・」というようなネガティブなイメージで捉えている方が多いかと思います。しかし、中小規模の風俗店では未だそのような状況に近いかもしれませんが、大手風俗グループで勤務している男性スタッフ・ドライバーの方々は、そのイメージを覆しつつあります。
入社の際に学歴・職歴は問わないが・・・
もちろん当社のクライアント先である大手風俗グループであっても、入社時に「学歴・職歴は問わない」ので、中卒であろうが、大卒であろうが、採否に大きな影響はありません。しかしながら、現場スタッフとは異なるいわゆるバックオフィス部門(特に、WEBサイトの制作・更新、画像編集・加工などのIT部署)については、専門性が求めらます。
おそらく10年ほど前は、大手風俗グループであっても、店舗で働いている現場スタッフが、お客様からの受注業務やドライバー業務、女性キャストのシフト管理などの業務をこなしながら、画像加工等の業務を担当せざるを得ませんでした。(もちろん、中小規模の風俗店では未だにそれが当たり前の業務となっております)
大手風俗グループでは、分業化・専業化の波が進んではいるが・・・
今や大手風俗グループでは、分業化・専業化の波が進んでおり、現場で働くスタッフとは別の部署(いわゆるバックオフィス部門)で求められるスキル・知識も、専門分野に特化する必要が出てきています。とは言え、大手風俗グループでは、新卒採用はまず行っていませんし、専門的なスキルや知識を一切持たない人材をイチから育てるような環境でもありません。
そこで求められるのが「即戦力」としての人材となります。風俗の現場スタッフとして働くのであれば、何よりも求められるのは、お客様への接客・電話対応スキル、そして店舗でのスタッフ同士のチームワーク力や、女性キャストとのコミュニケーションスキルを持っている人材が重宝されます。一方、現場ではなく、バックオフィス部門で働く人材であれば、それぞれの部署に応じた専門知識・スキルが必要になってきます。
異業種から風俗業界への転職組が成功するには・・・
今回のテーマである「異業種から風俗業界への転職組が成功する」ためには、まずは自分自身の強みがどこにあるのかを把握していなければなりません。ご自身の「強み」がわからない状態で風俗業界へ飛び込んでも、おそらくそこでチャンスを掴むこともできないでしょうし、生き残ることさえも難しいかもしれません。
どの業界へ転職するにもそうですが、風俗業界であっても同じことで、まずは自分の「強み」が活かせる部署・環境はどこなのかをしっかりと見極めることが風俗業界への転職を成功させるために、一番大切なことです。
例えば、現場の店舗スタッフとして求められる能力である「コミュニケーションスキル」が全く不足しているにも関わらず、現場スタッフとして店長を目指すというのは、まさに「イバラの道」でしょう。ただ「コミュニケーションスキル」はそこそこでも「WEBデザインが上手い」とか「プログラミングができる」とか、「新規事業の立案が得意」とか何かしらかの「強み」があれば、それをこの風俗業界で活かし、チャンスを掴んでいけることでしょう。
「強み」が一切無い場合はどうすれば・・・
しかし、この記事を読んでいるあなたに、もし上記のような「強み」が一切無かったら・・・果たしてどうすればよいのでしょうか。ご安心下さい、話はシンプルです。もしまだ「強み」がないのであれば、あなたが自分で「強みを作ればいい」のです。つまり、自分の理想とする人物像、あなたはどういう人材でありたいのか、それを明確にイメージして下さい。今の自分と理想の人物像とのギャップを埋めるために何をしなければいけないのか。
もし今のあなたに何も強みがないのであれば、現場のスタッフとしてまずは「経験」を積めばいいのです。そこから求められるスキルが見えてくるはずです。あとは、それをひたすら追求していくのみ。それが成長へと繋がり、風俗店における自分自身のポジションを築き上げることができるはずです。
風俗業界でどうしてもチャンスを掴みたいのであれば・・・
もしあなたが異業種からの転職組にも関わらず、特に強みもないが、風俗業界でどうしてもチャンスを掴みたいのであれば、次のことを意識して下さい。「笑顔」「素直」「元気」「礼儀」「タフ」。あなたに強みがなくとも、笑顔で、素直で、元気があって、礼儀もあり、体力的にも精神的にもタフであれば、風俗業界で生き残っていけるはずです。そこから、ご自分の「強み」を作っていって下さい。
もしあなたが福利厚生もしっかりとしている大手風俗グループでしっかりと働きたいのであれば、当社までお気軽にご相談下さい。