こんにちは、コンサルタントの長谷川です。前回に引き続き、今回も当社が実際にクライアント先の風俗店へ改善コンサルティングとして行ってきた事例をご紹介したいと思います。
風俗店を運営するために最も必要なものとは?
風俗店を運営するために最も必要なもの。それは、店舗で働いてくれる女性の存在です。その日出勤できる女性がいなければ、いくらお客様からの予約の電話が引っ切り無しに掛かってきたとしても、その日の売上を作ることはできません。
このように書くと至極当然のことなのですが、その事実を忘れてしまっている風俗店はかなり多いと思います。働いてくれる女性キャストをいかにして自分の店舗に定着してもらうかをトコトコン考え抜き、それに対応する策をどれほどの店舗で実践しているのでしょうか。
「言うは易く行うは難し」確かにその通りです。例えば、繁盛店の場合、男性スタッフが女性キャストをフォローする時間的余裕などなく、一方で暇な店舗では、男性スタッフが女性キャストをフォローする時間が多くても、肝心のお客様がいないので女性はお金を稼げなくてお店を辞めていくことになります。どちらのケースも中々難しいですね。
女性キャストの退店理由は把握しているでしょうか?
まず、あなたのお店に在籍していた女性キャストの方々の退店理由は果たして何なのでしょうか?もちろん、退店の理由は人それぞれですし、本当の理由を言わずに辞める子もいるでしょう。そもそも辞めると言わずに連絡が取れなくなる、という女性の方が圧倒的に多いかと思います。
このような辞め方は風俗業界では「当たり前」。だから「仕方がない」と片付けるのは簡単です。しかし、そこで思考停止してしまっては、この状況が良くなることはありえません。女性が辞めていく理由を一つずつ潰していかない限り、いつまでたってもあなたのお店は「ザル」状態で、女性の在籍数はいつまで経っても増えることはないでしょう。
あなたはどちらの風俗店を利用したいと思いますか?
さて、ここで質問です。
あなたはどちらの風俗店を利用したいと思いますか(女性のルックス等は同レベルと想定)
・女性キャストが多数在籍しており、選り取り見取りの状態。
・女性キャストが少なく、ほぼ選択肢の無い状態。
お客様の立場で考えれば、選択肢が無いよりは、どの女の子と遊ぼうかとホームページの写真を見比べてみたり、写メ日記を見てみたり、店舗へ直接電話をして女の子について詳しく店員に問い合わせてみたり等々。このように試行錯誤しながら、どの女の子にしようかと「迷う」という行為も、風俗の楽しみの一つかと思います。
ぜひあなたのお店も、お客様がワクワクしながら、女の子を選んだり、「迷う」ことのできる店舗を目指して下さい。そのためには、お客様の選択肢を増やす(在籍女性を増やす)ことが必要であり、女性キャストの定着を図ることが最重要課題となります。
女性キャストの定着を図るための具体的な施策については、ここで掲載することは控えますが、女性が辞めていく理由を一つずつ潰していくこと。シンプルではありますが、このことに尽きると思います。