若者に性病増加傾向。性感染症の種類/予防/治療方法まとめ

性感染症

こんにちは コンサルタントの長谷川です。
草食系や絶食系男子が増えているというなか、20代~30代の男女に性感染症が増加傾向にあるといいます。

(なんだか矛盾しているような気がしてしまいますが…。)

 

 

増加の理由は初交年齢の早期化、性行為のタイプの多様化(オーラルセックスなど)、パートナー数の増加などがあげられるそうです。確かに初体験を済ませる年齢は昔より低年齢化していますよね。若いと性に興味はあるものの病気の知識やリスクへの認識が甘くなりがちです。学校や家庭で性行為について学ぶ機会がないのも問題の1つといえます。

性行為のタイプの多様化にしても、AVの影響もあり今は色んなジャンルやプレイ内容がありますよね。風俗店もソフトな内容のお店から、ハードな内容のお店まで幅広く存在しています。

 

 

 

風俗業界に関わっていると「性感染症(性病)」は切っても切り離せない関係にあります。

今は安全面から性病検査を義務付けているところも多いですが、業界未経験の女の子ともなるとお店で働くようになってから検査の重要性を知る子も多いようです。

女性にとって婦人科って意外と身近な存在ではないんですよね。まわりに聞いても恥ずかしくてよっぽど何かない限り行きたくないと言う女性が多いですから。

ただ女性の場合、性病だけではなく婦人科系の病気の早期発見のためにも定期的な受診を心掛ける方が安心ですし、病院に対する抵抗感もなくなります。

 

 

性感染症の種類

「性病」の種類ってどのくらいあるか知っていますか?

・梅毒

・尖圭コンジローマ

・淋菌感染症

・膣トリコモナス症

・性器クラミジア感染症

・ケジラミ症

・性器ヘルペス

・性器カンジタ症

・B型肝炎

・C型肝炎

・後天性免疫不全症候群(HIV)

(公益財団法人 性の健康医学財団より)

 

 

性病といってもこんなにも種類があるんです。

感染してからの症状はそれぞれ違いますが、怖いのは男女ともに自覚症状が出にくいものが多く、特に女性は、気付かずに長く放置してしまうこともあります。放置すると将来的に不妊症になりやすかったり、感染状態が長くなるとHIVに感染する可能性が通常の3~5倍高くなるといわれています。なぜなら、粘膜が炎症を起こした状態になり、抵抗力が落ちて細菌やウイルスが侵入しやすくなるからです。

 

HIV…正直、薬で治るような性感染症(STD)は身近なんですが、HIVとなるとどこか異国の話のような感じがしてしまいます。しかし、先進国の中で日本がHIV感染者が増加傾向にあるといいます。

理由は何か。

性感染症増加の理由に上げたものの他に男性同士の性行為が理由に入ります。男性同士だと妊娠の可能性がないのでコンドームをしないで行為に及ぶことがほとんどのようで。しかし、肛門は排泄物が出るところであって入ってくるところではないですから。中は粘膜が薄くとても傷つきやすくできていて、コンドームなしにHIV感染者と性行為をしてしまうと感染しやすいということです。男性同士でなくても、プレイの多様化によりお尻を好む人も増えてますよね。

HIVは非常に感染力は低いとされていますが、ちょっとした油断から感染に繋がりかねません。

コンドームは面倒・そのままの方が気持ちいいから。と、その場の快楽を優先するのは止めるべきです。

 

 

病院、検査と治療方法

もし、性感染症に感染した、または感染した可能性がある。と、なるとどうしたらいいか。

もちろんすぐに病院です。基本女性は婦人科、男性は泌尿器科になります。(今は性病科というのもあるようです。)

 

●検査はどういうことをするのか。

男女で多少異なりますが、血液検査と咽喉検査(喉の粘膜を調べます。)は同じです。その他として、女性はおりもの検査、男性は尿検査になります。喉は性病と関係なさそうに思えますが、オーラルセックスをしていると喉にも感染してしまうことはあります。なので、性器がおかしい…と思ったら喉の検査も一緒にするのをオススメします。ただ、喉の検査は性器と一緒に検査ができない機関もあるので、事前に調べたほうがいいでしょう。

 

●治療方法は

性病は細菌やウイルス感染によるものがほとんどです。細菌やウイルスを退治するには抗生物質を使っての治療が一般的です。飲み薬や膣に直接入れるもの、塗り薬などがあります。1回で終わるのものあれば1週間くらいかかるものもあります。1番大事なのは薬をもらって医師の指示通りしていれば大丈夫!ではなく、しっかりと治っているか再検査をして細菌やウイルスがいなくなったのを確認すること!ここまでして完治になります。

 

 

予防方法

・パートナーを限定する

お互いが感染していないのが大前提ですが、他からもらってきて二次感染ということがなくなります。

・コンドームの使用

100%大丈夫といえませんが、コンドームを付けることによってかなりリスクはなくなります。しかし、コンドームだけでは防げないものもあるので注意が必要です。

また、喉への感染を防ぐとなると、挿入前だけではなくオーラルセックスのときから付けるのが重要です。

・清潔にする

前後で身体を洗って清潔にすること、キレイな場所ですることも大事です。

 

どうしてもパートナーを限定できない人、風俗で遊ぶのが好きな方もそうですが、定期的に検査を受けるのをオススメします。「感染したことがないから大丈夫。」と思わず、感染していても症状が出にくいものもあるので気付いていないだけかもしれません。

病院に行くことに抵抗があるなら、今は自宅で簡単にできる検査キットも売っています。

しっかりと安全確認しておく方が、自分のため、相手のためにもなります。

 

 

 

ちょっとした油断から感染してしまっては遅いです。楽しむためにも知識をつけ安全面には気を配りましょう。

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