風俗業界への転職希望者の高学歴化が進んでいる理由とは?

風俗業界への転職希望者の高学歴化が進んでいる理由とは?

こんにちは コンサルタントの長谷川です。
 さて当社ではクライアント様からのご依頼で男性社員の面接代行も承っております。そんな中、ここ最近感じることは、求職者の質がこの数年間で明らかに上がっているということです。学歴が必ずしも求職者の質と必ずしもリンクするとは限りませんが、風俗業界への転職を検討している有名大学卒業者(または、中退者)は増加傾向にあるようです。そこで今回の記事では、なぜ風俗業界への転職希望者の高学歴化が進んでいるのか、その理由について推測したいと思います。

アラサー世代で収入格差がはじまる

 なぜ風俗業界において求職者の高学歴化が進んでいるのか、あくまでも私の推測ではありますが、新卒で入社した就職先企業における給与格差がより明確に進んでいるからではないかと考えます。つまり、大学新卒で採用された場合、20代半ばくらいまではほとんど「年収」も横並びですが、30代を迎えるにつれて勤め先の企業によって、収入格差が大きくなってくるのです。

野望のある人材は、人生の一発逆転を狙う

 例えば、東洋経済とかのビジネス系雑誌では「30歳年収が高い500社ランキング」などの特集が人気のようで、現時点での自分の年収と他業種で働く同年代の年収とを比較できる情報が巷に溢れており、否が応でも「収入格差」を感じてしまうのではないでしょうか。そのような情報に触れることで「今の会社で働き続けても、到底同年代の収入には追い付けない」と感じ、転職を考え人材紹介会社に登録はするものの、転職しても年収が下がってしまう現実を突きつけられる...そして、一部の野望ある人材は、人生の一発逆転を狙って腹を括り、風俗業界へと流れてくるのではないでしょうか。

福利厚生・休暇制度の改善も後押し

 また、このような収入格差の背景と相まって、風俗業界における福利厚生・休暇制度の改善も後押ししていると推測できます。高学歴の方が転職する前提として、最低限の条件として、社会保険・週休二日制といった一般企業では当たり前の福利厚生・休暇制度を求める傾向が強いです。

 今や大手風俗グループ企業では、社会保険・週休二日制の導入が進んでおり、高学歴者が風俗業界への転職を後押ししているようです。ただ、中小の風俗店では、現実的にこのような厚待遇を設けることは厳しいので、高学歴者はどうしても大手風俗グループ企業に流れてしまうようです。

さいごに

 以上、今回の記事では、なぜ風俗業界への転職希望者の高学歴化が進んでいるのか、その理由について私なりに推測してみました。ただ、誤解して頂きたくないのは「高学歴=仕事ができる」ということでは決して無いということです。当たり前ではありますが、有名大学卒業であっても使えない人材だと判断すれば「不採用」としますし、中卒でもこの風俗業界で活躍する人材は沢山いるでしょう。ついつい学歴だけで採用してしまう可能性もありますが、スタンスはあくまでも「人物重視」であることには変わりません。

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